目線を合わせて

目線を合わせて

目線を合わせて、共に発見し続ける。

インバウンド市場は、今や拡大の一途を辿り、考えてみれば、今世紀はトラベラーにとって格好の社会と言えるかもしれません。狭くて発展性のないムラ社会に蔓延る村人思考にしがみついて離れられず、閉鎖的な街は次々に衰退していく運命にあるのではないでしょうか。だからこそ、今、トラベラーの時代だと言い換えることもできるでしょう。時代の波に乗り遅れる事なく、とにかく外へ外へと働きかけ、また自ら世界に飛び込んでいくことが、この時代を生き抜く上で大切な行動力となっていくのではないでしょうか。トラベラーとして現実を見据え、想像力に基づいて、考えつくすべての交流や接遇といった活動を行い、活かしていく事こそ本当のおもてなしと言えるでしょう。そのようなおもてなしの実現を目指し、それを通して、訪日客の人生の可能性の拡大に関与する産業こそ、グローバル・ホスピタリティであり、成功するインバウンドの原点なのではないでしょうか。先にも記述した通り、爆買いなどの流行の波が過ぎた今、これからのインバウンドの本当の成長が始まるのかもしれません。何を目指し、どういった戦略を打ち出し、どこにどんな人材を配置し、どれほどの資金を注ぎ込むか、また、何よりも心構えをどう持ち続けるかが大きなカギとなるでしょう。もちろん、各地域や業態などによって大きく異なってくるでしょう。しかし、本質的には「普遍性」つまり共通項があるでしょう。それをいかに冷静に見据え、ブレずに取り組んでいくことが、インバウンドで勝ち残っていく唯一の方法なのではないでしょうか。現在の状況を把握し、世界の動向を見失わず、かつ流されずに、常に新しい発見を探していくことが大切と言えます。